関西の大御所落語家のお一人である月亭八方さん。
今では息子の月亭八光さんのお父さんとして知られているかもしれませんね。
月亭八方さんは、若い頃、落語家ユニットの「ザ・パンダ」として絶大な人気を誇っていました。
月亭八方さんは、今年77歳ですが、若い頃とは変わらぬ風貌と話の面白さは今も健在です。
月亭八方さんの奥様や子供さん、そして現在についてご紹介します。
月亭八方のwikiプロフィール
本名:寺脇 清三(てらわき せいぞう)
生年月日:1948年2月23日 77歳
出身地:大阪府大阪市福島区
師匠:月亭可朝
活動内容:上方落語
所属:吉本興業
月亭八方さんの子供のころの夢は、プロ野球選手と漫才師でした。
月亭八方さんはプロ野球選手を目指そうと浪商高校に進学しましたが、
周りにはレベルの高い選手がたくさんいたそうです。
2学年上には主将の高田繁さんがいました。
高田繁さんは、高校卒業後、巨人へ入団されましたね。
月亭八方さん、そこでなにくそー!と奮起されるのかと思いきや、
夢をあきらめて、もう一つの夢である、漫才師を目指しますが、
相方が見つからず、落語の道へ進みました。
月亭八方さんは若い頃から熱烈な阪神ファンですよね。
月亭八方さんは阪神だけでなく野球がお好きなんですね。
テレビでも良く野球の話をされていました。
月亭八方さんはプロ野球選手の道を断念されましたが、
話がうまいし、面白いので落語界に進まれたんですね。
やりたいことを実行していく好奇心と行動力がその頃から強みだったんですね。
月亭八方さんの嫁は誰?
月亭八方さんの奥様は寺脇三千代さんと言います。
大衆演劇出身で、以前には吉本新喜劇の木村進さんと共演経験もあったそうです。
どこでどのようにして出会い、結婚されるに至ったのかはわかりませんでした。
大衆演劇ご出身ということで、一般の方よりも芸能界や芸人さんの働き方等に
ご理解がある奥様なのかもしれませんね。
嘘か?本当か?もわかりませんが、月亭八方さんは奥様と大通りを挟んですぐそばに
それぞれ住んでらっしゃるそうです。
奥様は月亭八方後援会会長を名乗ってらっしゃるそうなので、
夫婦の仲が悪いわけではありません。
いつからかはわかりませんが、一緒に住んでいないようなことは
テレビでもお話しされていました。
お互いの自由を尊重された大人のご夫婦なんですね。
2年前の月亭八方さんの誕生日を奥様の三千代さんと一緒に
お祝いされてる様子が月亭八方さんのお弟子さんの
フェイスブックに載っていました。
お二人笑顔で隣り合っていました。
お弟子さんからも慕われていらっしゃる素敵なご夫婦ですね。
月亭八方の息子は月亭八光
月亭八方さんには子供さんが二人いらっしゃるようです。
長女と長男です。月亭八方さんの娘さんは芸能界の方ではないようです。
月亭八方さんの娘さんの旦那さんは長唄の今藤政之祐さんだそうです。
月亭八方さんの息子さんは、落語家の月亭八光さんです。
関西ではおなじみの番組、『よーいドン!』の街歩きロケや、
司会にコメンテーターと、今や幅広くご活躍でお茶の間の人気者です。
若い方にはお父さんの月亭八方さんを超える知名度があるかもしれません。
月亭八方さんの息子さんの月亭八光さんは街歩きロケでも、
相手のお話を共感をもって聞きながら、エピソードを上手に引き出して、その場がなごみます。
番組を見ている私たちも笑ったり、共感したりしながらほっこりした気分になります。
月亭八方の現在は?
月亭八方さんは現在は落語家としてご活躍中です。
月亭八方さんは浪曲師としてもイベントに参加され、二刀流で活動されています。
野球が大好きな八方さんらしく、大谷翔平選手の代名詞ともいえる「二刀流」という言葉を、
名実ともに達成されてる大谷選手と気持ちは同じくして、
二刀流でも三刀流でも自分のやりたいことにチャレンジしようと使ってらっしゃいますね。
月亭八方さんは多忙さがひと段落した50代に落語に専念できるようになったそうです。
月亭八方さんは、今でも年に一度は一門会を開催したり、定期的に月亭会を開催しています。
他の落語会への出演も月亭八方さんは数多くされています。
月亭八方さんは、浪曲は落語と似ている部分があって、
なんとなく聞いているとご自身でも浪曲を唸ってみて、やってみたくなったそうです。
声の出し方や唸り方には独特のものがあるので、
月亭八方さんは、浪曲界初の人間国宝(無形文化財)に選ばれた京山幸枝若さんに、
7年前から指導してもらっているそうです。
月亭八方さんは今年77歳で喜寿をむかえられます。
月亭八方さんの芸能活動は今年57年なので、四捨五入すると60年ですね。
月亭八方さんの喜寿を祝って大阪、兵庫、東京で『月亭八方喜寿記念公演』が開催されます。
月亭八方さんと言えば、大人気の『楽屋ばなし』もスペシャルバージョンをお届けするそうですよ。
月亭八方さんの公演会は、大阪の天満天神繁盛亭から始まり、東京でも初めての開催となります。
月亭八方さんは、77歳とは思えない若々しさで新しい分野にもチャレンジされていますね。
月亭八方さんは、最近では若手の芸人さんのYouTube配信に登場し、
お笑いの変遷について語ったり、大阪と東京の違いや、漫才師と落語家の過密状態に対しての
ご自身のお考えをわかりやすい例を交えて話してくださり、興味深い話になっています。
これからの芸人の進む方向性についても、昔と状況が大きく変化しているので、
これまでのことは気にせずに、自分がやりたいことにチャレンジしていけばいいと、
現実的でかつ、あたたかいエールのようにお話しされていました。
芸人さんだけの世界の話ではなく、一般人の世界にも通じる考え方だなーと思いました。
芸歴60年近い大御所でいらっしゃるのに、そんな雰囲気は感じさせずに、
近所の世間話が好きなおっちゃんの『為になる話』のような親近感で
終始聞かせる話術はさすがです!
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